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POSTED | 2021.10.03

ホワイトシェパードの若葉

12年間娘のようにかわいがっていた、私の大切なジャーマンシェパードのカンナが昨年6月に亡くなりました。

とても律儀な犬で何かお礼でも言うように、家族4人、一人一人に目を合わせじっと見つめてから意識を無くしました。

カンナが亡くなってからしばらくは写真を見るのも辛く、思い出しては涙する時期が続きました。


でも時間というものは素晴らしいもので、あれほど泣いていたのに

徐々に徐々にカンナの話を笑顔で・・・そして笑いながら話せるようになっていきました。

 

亡くなってから一年近く経ったでしょうか、ふと、もう一匹飼いたいな。という気持ちになりました。

 

初代のジャーマンシェパードのメイ以降、私どもはずっとジャーマンシェパードを飼っていましたが

親しくして頂いている訓練士の先生に「ホワイトシェパードはいかがですか?」と言って頂いたことを思い出し、何となく探したところ

良いタイミングで一匹だけメスがいるというブリーダーさんに出会うことが出来ました。

 

そのホワイトシェパードの赤ちゃんの写真を見たら、とてもとても可愛らしく

居ても立っても居られなくなり、翌日にはブリーダーさんに電話をし、

そのまた翌日にはブリーダーさんのところへ赤ちゃんを迎えに行きました。

 

ブリーダーさんのところへ向かう道中、5月だったこともあり車窓からの新緑がとてもきれいでしたので

白い子犬の名前を「若葉」と名付けました。

 

初めて会った若葉は小さくて白くて、とても怖がりで。

抱きしめてみたら、カンナがいなくなってから私はとても寂しかったんだなぁと実感しました。

そして「この子を大切に育てよう」と心に誓いました。

 

自宅に連れ帰ってからも、若葉はいろいろなものに驚き、怖がり、逃げ回りました。

最初の数日は、先住犬の春のことも、怖がって怖がって逃げ回っていました。

春の方は仲良くしたいのに、ちょっと若葉に近寄ると怖がられるし、お互いの距離感が難しい時期でした。

 

そんな時期もあっという間に過ぎ、どんどん、どんどん若葉の「素」が出てきます。

まず、家中を走り回る。春くんの大切なぬいぐるみの数々を綿を出して壊す。

ちょっと隙があると脱走をし、イタズラな顔をして「捕まえてみろ~」とばかりに飼い主の周りを逃げ回る。

あんなに怖がっていた春のことは、「優しくて遊んでくれるお兄ちゃん」という認識に変わったようで、乱暴にどついたり、噛みついたり。

人間には春のような態度はとらないのですが、嬉しいときのパワーが半端ありません。

しつこくしつこく抱きついたり、まとわりついたり

尻尾を鞭のようにぶんぶん振り回して、周りのものを落としてしまったり。

でも、とても甘えん坊でお転婆の可愛い娘に育ちました。

 

現在7か月。

春とカンナの小さいころと比べてみても、かなり元気な若葉でしたので

私たちだけでは、若葉の遊びたい気持ちを満足させられないなと感じ

「犬の幼稚園」なるものに、通わせることに決めました。

 

「犬の幼稚園」

都会でそういったものがあるということは知っていましたが、大型犬を飼っている私にとっては、無縁でした。

その上「犬のくせに幼稚園!?」なんて、ちょっと笑ってもいました。

そんな私の犬が、幼稚園に通うことに。

 

幼稚園での生活内容を聞いてみたら、お友達とのお遊戯があったり、お昼寝があったり。

お弁当持参で来てくださいとのことでしたが、なんと「キャラ弁」が流行っているとのこと。(本当ですか!?)

連絡帳もあるそうで、先生が幼稚園での若葉の態度を記してくれ、家では親が若葉の家での生活について記すそうで

まぁ、まるで本当に人間の幼稚園のようです。

 

幼稚園用のグッズも揃えました。

犬用のリュックに必要なものを入れたり、持ち物には「わかば」と可愛く名前を入れたり。

いよいよ幼稚園での初日がスタートします。

どんな生活が始まるのでしょうか。私たちも不安と期待が入り混じった変な気持ちです。

また幼稚園生活のことは、SNSでもご報告します。

みなさま、若葉のことを応援していてくださいね!

看板犬ハルと若葉のInstagramはこちら

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